沈香か白檀かどちらの線香がよいのか? 2023/11/23 沈香と白檀の違い 沈香は、ジンチョウゲ科の木が自然の偶然によって生み出されます。原木には香りがなく、樹脂が元になった成分から香りが発せられます。沈香は自然の神秘的な偶然によってしか生み出されない香木なのです。 そして、白檀は、生木を伐採し、熟成させてお香の材料にします。木の中心部分(心材)と根の部分だけが香り、伐採してから香りが立って熟成するまでに20年以上の長い年月がかかります。 沈香と白檀の香りの違い 沈香は加熱することで香りを楽しむことができます。 個人的には沈香を焚いた時の香りは、甘いで感じでものすごく香りが残ります。 私が子供の頃はお寺の匂いと表現していましたね。笑 大人になって沈香の焚いた香りを嗅いだら甘い落ち着いた香りがしました。 白檀は加熱しなくても香りを放ちます。白檀の香りは個人的には甘い香りはしますが薄くすぐ香りが抜ける感じです。昔のタンスとか木材が多くおるお家の香り?表現がむず痒いですが汗 とても高価な沈香 沈香は、金と同等、ものによってはそれより価値があるともいわれるほどの高級品です。その最上級が伽羅と呼ばれる香木になります。多分本物の伽羅の香木は一般的には手に入らないと思います。ちなみに伽羅の香木は金の相場より遥かに高額です。1g/200000円(時価)ほどと言われています。 白檀は、香木系のお香やフレグランス系のお香のベースなど、最もお香原料に使われている香木です。 沈香が多く含まれている線香 香木の最高峰「伽羅」のもつ上品な甘味をベトナム産の「沈水香木」とさまざまな薫りの良い漢方香料を巧みに調香して創りあげています。 残り香は、高級線香にふさわしく落ち着きがあり、しかも練香の薫りも感じさせます。 白檀が多く含まれている線香 インド・カルナタカ産の「老山白檀」を薫りの中心にして天然漢方香料で薫りを組み立てております。 おとなしい上匂い、甘くたおやかな焚き香、白檀特有の落ち着いた残り香など、十分に熟成された薫りの妙をお楽しみください。 結局は好みとお値段できまる 香木とお線香の紹介をさせていただきましたが、昔から多くの方に好まれる香りは沈香の香りかと思います。 しかし、沈香が線香の中に入ると高額になります。 フレグランスな香りのする線香の多くには白檀が使用されていることが多いです。 有限会社松川仏壇(本店) 電話番号 0776-27-5538 FAX番号 0776-27-5398 所在地 〒910-0067 福井県福井市新田塚1-87-13 営業時間 9:00~19:30 定休日 不定休 支払い方法 各種カード対応。 各種pay対応。 設立 明治元年創業 平成3年8月1日に有限会社に移行 資本金 1000万円 事業内容 仏壇製造・販売・修復 仏具販売・神棚販売 線香・蝋燭・数珠等の消耗品 寺院仏具の製造販売・修復 仏事関係全般の商品販売 まつかわ公式SNSもご覧ください 新着情報 コラム 取扱商品