おの「めんどくさいに」をお手伝い
仏壇とはいわば自宅内に寺を持つようなものです。仏様に近づいた故人様やご先祖様を祀ってしのぶ場所でもあります。
ご自宅をお掃除するように、お仏壇もご先祖様のお家です。定期的なお掃除が必要です。
しかし、「お仏壇のお掃除の仕方がわからい」などの声を聞きます。
そこでプロのお仏壇軽掃サービスを受けてみませんか?
仏壇掃除の基本的な流れ
仏壇の掃除の流れは、基本的には家の掃除と同じです。 家の掃除の場合、まず物を別の場所に移し、ほうき(あるいは掃除機)でゴミを払い、そして拭き掃除をしますよね。
仏壇も同じで、仏具をいったん外に出し、ほこりを払い、拭き掃除をします。
お仏壇は「一に掃除、二に勤行、三に学問。」と言われるぐらい、きれいにしておくことが仏様への何よりの敬意になります。
毛払いでほこりを払う
仏壇の中にあるほこりを払います。
中を拭き掃除する
仏壇の中は手垢や脂などついています。当店は奇麗に落としていきます。
仏壇の外側を掃除する
内部の掃除が終わったら外側の掃除をします。
いったん障子と扉を閉じて、ほこりを払い、拭き掃除をしまし
仏間に入れてある状態だと手の届く範囲に限界がありますので、仏間の外に出さしてもらいます。
仏具を掃除する
仏壇の掃除が終わったら次は仏具を掃除も行います。
- 漆や塗装の仏具
表面を漆塗りしたもの、あるいはプラスチック製品で塗装したものは乾拭きで拭き取りましょう。 - 金属の仏具
仏壇内の金属の仏具の多くは真鍮製です。
真鍮製品は時間が経過すると色がくすみ劣化していきます。
昔の人はこれを定期的に磨くことで徳を積むと考えました。
年に数回の「お磨き」をすることで、仏具の品質を保つこともできます。
ただし、最近の金属の仏具はメッキ等の塗装を掛けていることが多いため、磨くことができません。
仏壇を掃除する頻度
理想を言えば、毎日をするのが一番望ましいです。
しかし、忙しい生活の中でそれは大変なことでしょう。
- 毎日:簡単なほこり払い
- 月に一回:仏具を出して、払い掃除と拭き掃除
- 年に一回:磨きやクリームも含めた本格的な掃除
この頻度でお掃除してあげれば、まず十分でしょう。
ただし、あまり負担にならないようにしましょう。
大事なのは、掃除をすることで心がスッキリすることです。
掃除が負担になるくらいなら、「できるときにする」程度でも構わないでしょう。
仏壇掃除におすすめの時期
年末の大掃除には仏壇も一緒にきれいにして差し上げましょう。
また、お盆を迎える前にも大掃除をしてあげましょう。
故人の命日にあわせて大掃除をするとご先祖様も喜ばれるでしょう。
その他、それぞれの宗派で大切な法要の時期があります。
真言宗の場合は春の彼岸法要が弘法大師の入定の日(3月21日)と重なります。
浄土真宗では秋から年明け1月16日の親鸞聖人の入滅の日に向けて”報恩講法要”が行われます。
日蓮宗では10月13日の日蓮上人入滅の日に合わせて”お会式”が行われます。
こうした日にあわせて、我がやのお仏壇をきれいにするのもいいかもしれません。