ピカールなどで真鍮製の仏具を磨くときの注意点|仏壇仏具のまつかわ
2023/11/24
ピカールの使い方
ピカールで金属磨きをする時に用意するものは磨く用の布、拭き上げ用の布、ゴム手袋の3つだけです。 布はクロスでも良いですし、おうちにあるやわらかい布であれば何でも大丈夫です。
特別な道具がいらないので、気軽にお手入れできるところがピカールの良さですね。 またピカールで磨き始める前に、金属製品に付着したゴミやホコリは取り除いておきましょう。
ピカールは成分に灯油が含まれているため、必ずゴム手袋をはめてから作業を行うようにしてください。 また少しガソリンのようなにおいがするので、部屋の換気をしながら作業をするようにしましょう。
準備ができたら、磨き用の布にピカールを適量とります。 ピカール液やピカールネオの場合は、缶をよく振ってから使用してください。 クリームタイプのピカールケアーは、出す量を調節しやすいため、少量ずつ出して磨いていくのがおすすめです。
ピカールの使い方2
ピカールをつけた磨き用の布で金属製品を磨きます。 ついゴシゴシと力を入れてしまいがちですが、力の入れすぎは磨きムラや磨き傷の原因になるので注意しましょう。
優しく馴染ませていくだけでも汚れやくすみが落ちるため、ダメージを与えないよう強くこすらないようにしてくださいね。 軽度のサビであれば一緒に取ることもできますが、厚くなってしまったサビを取り除くことはできません。
汚れがとれたら、拭き上げ用の乾いた布でピカールを拭き取ります。 このとき拭き残しがないよう、しっかり拭き取ることを心掛けましょう。
一度では取り切れない頑固な汚れも、定期的にお手入れすることで徐々に目立たなくなっていきます。 ピカールならたった3ステップで金属磨きが完了するため、掃除のついでにさっとお手入れできるのが嬉しいですね。
こんなところでもピカールが大活躍
金属製品の光沢を蘇らせることができるピカールは、一家に一つは常備しておきたいスグレモノです。 おうちのいたるところで活躍するうえ、使い方も簡単なのでお手入れを習慣づけられるといいですね。
でも金属磨きといっても、ぱっとイメージが浮かばない方もいるかもしれません。 そんな方のためにピカールのおすすめ活用法を紹介します♪
長年使っているキッチンのステンレスシンクは、水垢や油膜が蓄積されてくすんだ状態になりがちです。 そうなってしまうと洗剤では落としきれないため、そんな時にもピカールの出番です。
もちろん使い方も簡単です。布にピカールを適量とり、シンクをこするだけ! これだけで頑固な汚れやくすみもみるみるうちに取れてしまいます。
ステンレス製の蛇口であれば一緒に磨けるので、シンクが見違えるほどピカピカになりますよ。 ただし、鏡面仕上げなど磨き傷が目立ちやすいシンクもあることと、キッチンによって素材は異なるため、目立たない場所で試してから磨くようにしましょう。コーティングなどの表面処理をしたものは、使用に適しませんので気をつけてくださいね。