おしゃれなコンパクト仏壇|仏壇仏具まつかわ
2021/05/03
和紙壇
福井県の技
和紙は福井の越前和紙
越前和紙は、日本に紙が伝えられた4~5世紀ごろには既にすぐれた紙を漉いていたことが正倉院の古文書にも示されており、最初は写経用紙を漉いていたようで、そののち公家武士階級が紙を大量に使いだすと紙漉きの技術、生産量も向上し、「越前奉書」など最高品質を誇る紙の産地として、幕府、領主の保護を受けて発展してきました。そして、日本最古の藩札「福井藩札」や明治新政府の「太政官金札用紙」が漉かれたのもこの越前「五箇」の地です。
その後印刷局紙幣寮の設置となって、日本の紙幣と越前和紙は密接な関係となりました。このような長い歴史と伝統の中に育まれた越前和紙の里では、品質、種類、量ともに日本一の和紙産地として生産が続けられています。