黒檀や紫檀など様々な素材を使用した位牌|福井県仏壇仏具のまつかわ
2023/01/09
従来の
四十九日が済んだら、本位牌(ほんいはい)と呼ばれる漆塗りの「塗り位牌」、黒壇や紫壇などの高級木材で作られた唐木位牌(からきいはい)などがあります。そのほかに、自宅に安置される位牌とは別に、菩提寺やお寺の本山に安置するために作られる位牌である寺位牌があります。
黒壇のお位牌
黒壇のお位牌は高級感のある質感で、長年にわたり故人の霊位の形を表すのにふさわしいとされ、人気のデザインです。特に唐木を使ったデザインは美しい木目が出やすく、「木のダイアモンド」と呼ばれる美しさを持っているとされています。
料金はお位牌のサイズ感、彫刻やデザイン等によって変わるため幅がありますが、通常サイズ(4寸前後)で特別な彫刻・デザインがなければ20,000円〜50,000円位が相場と考えられます。全体が黒く落ち着いた雰囲気で、を問わず選びやすいデザインとなっています。
現代位牌
漆塗りのデザインは光沢がしっかりと出るので、鏡のように美しい状態で落ち着いた雰囲気の中にも華やかさがプラスされます。金粉で飾られているデザインも多く、より漆黒が綺麗に映え、とても人気のデザインとなっています。
現在はこちらのデザインが定番として人気になっています。また紫外線に強い一面もあり、高級感を重視してお位牌を選択したい場合にはこの漆塗りのデザインはオススメです。
金額の相場は通常のサイズ(4寸程度)で、特別な装飾等がなければ10,000円~30,000円前後となっています。合成漆か、本漆かによっても価格が変わります。
木目を生かしたお位牌
こちらのデザインは、伝統的なお位牌のイメージを変えようとして作られた現代的なお位牌のデザインとなります。「モダン位牌」とも呼ばれ、形状も斬新なものから一般的なものまで様々なデザインがあります。特徴としてはリビングになじむようなデザインに作られているものが多く、木目を生かしたデザインとなっています。
おしゃれで個性的な感性を大切にするような故人の場合には、オススメのお位牌となります。価格はデザインにより大きく異なりますが30,000円前後となります。