温かみのある和紙のお花|仏壇仏具のまつかわ
2022/10/10
福井県産の和紙
職人さんの卓越した技術が光る最高品質の和紙
越前和紙(えちぜんわし)は、福井県越前地方の岡太川流域で作られている和紙です。
和紙の主な原料は、植物の表皮の内皮である靭皮繊維で、楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)などを用います。
越前和紙の特徴は、豊かな感性を刺激する生成(きなり)色の優雅な美しさと、高い品質です。
楮(こうぞ)は、太くて長い繊維を持ち、強い和紙ができ、書道用紙や人形、工芸品をつくる和紙の原料になる。
三椏(みつまた)は、表面が滑らかになり光沢をもつ和紙ができるので、襖紙や印刷用紙の原料となっている。
雁皮(がんぴ)は栽培が難しく自生しているものを使用するため、昔から使われており、虫害にかかりにくいため保存される和紙の原料に使用されている。
和紙は見た目の美しさや手触りなど様々な魅力がありますが、中でも特徴的なのは、耐久性に優れているところでしょう。 和紙は1000年以上も保存が可能だと言われ、文化財の修復にも使われています。 ただしこれは手すき和紙の場合で、機械すきの和紙や原料が異なる和紙は、そこまでの耐久性がないそうです。
美しい生成り色で表面は滑らか、丈夫さと美しさがなんといっても魅力ですね。