お彼岸にお墓参りはする?|仏壇仏具のまつかわ
2022/09/14
お彼岸に風景
春も秋のお彼岸もすることはご先祖様や故人様をお迎えして感謝や供養するための期間ですので、お墓参りやお供えなどをして過ごすのが一般的です。
お彼岸のお供え物といえば、春彼岸のぼた餅、秋彼岸のおはぎが有名です。
それぞれ春の花である牡丹(ぼたん)、秋の花である萩にちなんだものです。
一般的にぼた餅はこし餡、おはぎはつぶ餡で作ります。
秋に収穫される小豆は、春になると皮が固くなって食べづらいので、春のぼた餅にはこし餡を使うのだとか。
その他、落雁(らくがん)などのお菓子を供えることも多いですね。何より大切なのはご先祖に喜んでもらうことですから、生前好きだったものをお供えするのも良いでしょう。
また、ご自宅に仏壇がある方は、いつもより念入りにお掃除をしてみてはいかがでしょう。仏具を綺麗にしたいと思われたら仏具磨きがあります。
代わりに当店仏壇仏具のまつかわでも磨くお手伝い、仏具磨きの販売致しています。
お彼岸とお盆の違い
どちらもご先祖様を供養する行事だが、お盆は新暦の8月15日を中心に、ご先祖様の霊を迎え入れること。お彼岸は現世とあの世の距離が最も通じやすくなる春分、秋分の時期に、こちら側から近くまで行きご先祖様を供養する、という違いがあるようですね。
お盆の期間中はご先祖様の霊が帰ってくるので、迎え入れるために玄関先に目印となる盆ちょうちんを灯したり、精霊馬に乗って行き来できるように割り箸を刺したキュウリとナスを準備している風景をよく目にしますね。
それと比べると、お彼岸には特に決まった飾りや儀式などはないです。
太陽が真西に沈む「春分の日」と「秋分の日」が「現世と極楽浄土が最も近くなる日」と考えられたことが背景にあるようです。
お彼岸のお墓参りの始まりには諸説あり、ご先祖様や自然を崇拝する風習、つまり太陽への信仰を指していた「日願」が仏教の彼岸と結びついたという説もあります。
お墓参りは掃除・お供え・合掌・後片付けの流れで行います。
ご先祖様を思う気持ちがあれば供養になります。
店頭でたまる・つかえるポイント
時代の変化に対応する
創業以来継承している、伝統的デザインのものも大切にしていますが、決してそれだけにこだわることなく、洋室のリビングにあっても存在感を出しすぎることのないインテリアにしっくりと馴染むものや、モダンなデザインの商品まで広く取り揃えています。
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また、仏事や仏具というと格式が高く感じられて、気軽にご来店しづらいと感じられる方もいらっしゃるようですが、一度ご来店されたお客様は、アットホームな雰囲気を気に入ってくださり、その後も繰り返しご来店いただけています。仏具は定期的なクリーニングやメンテナンスが欠かせません。何代にも亘って引き継がれる大切なものを、お客様と一緒に見守り続けてまいります。