食卓を華やかに彩る食用金箔|仏壇仏具のまつかわ
2021/12/09
金箔って食べても大丈夫?
お正月が近くなると、おせち料理やお酒に入れたりと、心が華やぐ金箔の出番が多くなります。最近では和ものだけでなく、クリスマスケーキにのっていたりもしますね。金箔が料理に添えられているだけで、なんだか特別感が出ますよね! 料理に乗っている金箔は、飾り付け用で少しくらいなら食べても平気そうですが、本当に食べても大丈夫なものなのでしょうか?
日本の金箔生産量の98%以上を生産している石川県・金沢では、400年の歴史があり、金箔は「金沢箔」と呼ばれるほど身近な存在だそうです。 驚くことに、金箔はたった2gの金を畳一枚にまで延ばしているんです。そして金箔にするには純金では柔らか過ぎるため、少しだけ銀と銅も入れているそうです。金箔には 金だけでなく銀や銅も入っているとなると、ますます食べていいのか悩みますね。
一振りでゴージャスに
食用の金箔は(純金 94.438%、純銀 4.901%)から出来ていて、厚生労働省でも食品添加物として認められています。ちなみに金箔の原材料の表示名は『着色料』になります。
食用金箔は酸化せず、胃酸では溶けることもありません。微量に含まれる銀も同じです。また、無味無臭で食材そのものの風味を邪魔せず、消化することなくそのまま排出されます。
食用の金箔は様々な食品や飲み物に少しプラスするだけでたちまち豪華な雰囲気になるため、お祝いごとにピッタリです。
金や銀は歯科医療の現場でも使用されているものなので、直接口にしても問題ないのです。和食・洋食・スイーツ問わず、様々なものに少しプラスして見た目をゴージャスにしませんか?