仏壇はなぜ必要か|仏壇仏具まつかわ
2021/04/04
なぜが必要なの?
家族や大切な人の葬儀などを経験するときに、はじめて仏壇の存在を意識したり疑問に感じたりする方も多いのではないでしょうか。身内の方が亡くなったときには、「初七日」「四十九日」「一周忌」などの法要を行います。この際に必要となるのがお仏壇です。まず「四十九日」を迎え、仮祭壇を取り除くときに、故人の冥福を祈り供養を行うために仏壇が必要となります。四十九日にに魂入れを行い、仏壇に納めて毎日お参りします。仏壇は仏様やご先祖様を祀る小さなお寺のようなものです。毎日お寺に行くのは大変でも、仏壇には手を合わせることができます。仏壇は故人の魂が眠っている場所というだけでなく、私たちのこころを支えてくれる存在でもあります。仏壇を通して敬い偲ぶことで、大切だった亡き人が「いつも見守ってくれている」という意識は、大きな自信と勇気を与えてくれるでしょう。人が亡くなったから必要というものではなく、祈りの象徴であり、精神的なよりどころでもあるのです。