子供にぴったりな、かわいらしいお念珠/有限会社松川仏壇

数珠は、何歳から持ってもかまいません。 家に複数の数珠があれば、子どもに持たせて葬儀に参列してもいいでしょう。 ただし、未就学児の場合、数珠は格好のおもちゃになってしまいます。

これは考え方にもよるかと思いますが、個人的には大人の真似をして手を合わせることができる頃には用意して良いかと思います。「ほら、なむなむだよ～」というように大人が手本を見せてあげましょう。

何歳までには数珠を持っていなければならないといった決まりはありませんので、数珠の扱いに問題なさそうなタイミングで購入したり、入園・入学を機に用意したり、子供の成長具合をみながら判断して大丈夫です。

子供用の数珠と大人用の数珠では、珠の構成に違いはありません。子供用の数珠は、小さな子供が使うことを想定して、素材やサイズ感が工夫されています。珠の素材としてはプラスチックなどの樹脂製が多く、房も正絹（シルク）ではなく人絹（アクリルなどの化繊）が用いられます。カラフルな色使いも特徴ですね。

房の形は、大人用の定番である頭付房はあまりみられませんが、松房（房頭のない房）、梵天房、紐房など大人顔負けのラインナップ。梵天房は房が乱れにくいので、使用頻度が高くない子供用数珠には特に向いているかもしれません。