金仏壇は浄土真宗の象徴とされ、宗旨である「阿弥陀如来への本願により浄土へ導かれるという教え」を表したお仏壇であると言われております。 「金は汚れのないもの」で、浄土を表しているとされます。 また全体が金箔で覆われた内装の荘厳さは、ご本尊の性根が宿った状態を示すものともされております。
金仏壇は、各宗派の本山寺院を模しており、宗派によってお仏壇の内部に違いがあります。
金仏壇には、日本古来の伝統工芸の技術(蒔絵・彫刻・錺金具など)が集約されています。伝統的工芸品(経済産業大臣指定)や伝統工芸品(都道府県知事指定)となっているものも数多くあります。