遺棄しないで!色々あります遺骨の処分方法|仏壇仏具のまつかわ
2021/11/26
処分の方法|散骨
散骨を選ぶ最も大きな理由は、故人の生前からの希望をかなえるというものでしょう。
最近でこそ、樹木葬や海洋散骨と言う言葉を聞きますが、散骨が容認されるようになったのは1990年代初めからです。それ以前は、海や山への散骨を希望していても認められませんでした。
海や山が好きだった、死んだら自然の一部になりたい、自分らしく見送ってもらいたいといった故人の遺志を実現できるのが、散骨の最大のメリットといえるでしょう。
また、年間管理費などお墓を維持するための費用も掛かりません。
少子化や核家族化などにより、お墓を守っていく人がいないという問題が起こっています。しかし、散骨はお墓を建立しないため、後継ぎの心配をする必要がありません。身寄りや後継ぎがないことから散骨を希望する方もいるようです。
宗旨・宗派は問いません。
と仏具の製造という供養業界に身を置き、これまで150年以上励んで参りました。仏壇や仏具は単なるモノではなく、祈りと感謝の場であり、本人の心のやすらぎにつながっていく。その大事な一点を決して忘れずに、日々製品開発を続けています。仏壇と仏具という供養の道具を通じ、多様な供養の在り方に目覚めていくお客様の姿を見つめていく中で、もっともっと大切に想う人のために役に立てないだろうか。
その中で「粉骨」という活動をはじめました。
どのような供養を選ばれても、故人を偲び、敬う気持ちがあるからこそ生まれる、それ自体が尊い行為です。
わたしたちはお客様ご自身が満足される供養に寄りそうことができればと願っております。