報恩講のお参りの時には朱色の蝋燭を使いましょう|仏壇仏具のまつかわ
2022/10/31
報恩講には朱色の蝋燭
報恩講とは、お念仏の教えを私達に示して下さった親鸞聖人の遺徳に感謝する法要のことで、親鸞聖人の法事です。そこで使われる蝋燭は朱色の蝋燭を使うことが多いです。
朱色は昔から尊い色・貴重な色とされていたので、大事な仏事には朱色蝋燭を使うようになったようです。
蝋燭に色をつけ始めたのは江戸時代中頃といわれ、このようなきれいなろうそくは大事な報恩講に使おうという取り決めができたそうです。その後その他の慶事の法要にも使われるようになりました。
朱蝋燭は和蝋燭の種類の1つで、宗派によって使い方が異なります。
主におめでたい出来事をご先祖様に報告する為の法要や儀式、浄土真宗では周忌法要等に用いられる蝋燭です。